プラスチックゴミ – Plastic Waste
イギリスに住み始めて直ぐに感じたのがプラスチックゴミに対する意識の違い。
プラスチックごみといえば何年も前から世界中で深刻な問題となっているわけで、新しいことではないけれど、住むところが変われば人々のゴミに対する意識もこんなに変わるのね~と感じることが多いので、さらっと書いてみることにしました。
テイクアウト

さて、まず違いを強く感じたのはデリバリーやテイクアウトで使われるプラスチックパッケージの少なさ。これは北米に住んでいた時にも日本との差を感じていましたが、イギリスはそれ以上に進んでいる気がします。

サラダだろうとお寿司だろうとカレーだろうと…ほとんどが紙のパッケージ。カトラリーもリクエストしない限り添えられることはなく、リクエストした場合も木製やリサイクルできる素材のものがほとんどです。
さすがに紙製のストローでミルクシェイクを飲むのは直ぐフニャフニャになって大変でしたが、深刻な環境問題を考えると仕方ない!と頑張ったものです。(その後はストロー外してカップから飲むことにしました。笑。)
スーパーや日用品

スーパーでもレジ袋はもちろん、全体的にプラスチックを減らす意識が高い。日本に比べると量り売りの野菜や果物、穀物類が多く、それを入れる袋も紙袋だったりコンポストできるものだったりします。
細かいところでいうとティッシュ箱の内側についているプラスチックのピロピロまで紙製、または無いことが多い。こういうのは、ゴミを仕分けする時にも効率的です。

洗剤類に関しても、容器を持参すれば量り売りしてくれるところがありますよ。

5年の差?
家庭ごみも細かく仕分けする必要があり、リサイクルできるゴミと一般ゴミでは回収される頻度も違います。(リサイクルゴミの方が多い。)
もとはと言うと、イギリスがプラスチックごみ大国であったという過去がこの現状を作り上げているのでしょうが、2020年にレジ袋の有料化が始まった日本と2015年から始まっていたイギリスの差は、結構大きいのかも?と考える今日この頃です。
