Full English Breakfast (フル イングリッシュ ブレックファスト)
2022年初の記事は Full English Breakfast について。
特に思い入れのある料理というわけではないのですが、偶然にも今年に入って2週連続 (ということは毎週末…) で食べているので、最近のFull English Breakfast事情を少しご紹介したいと思います。

Full English Breakfastとは
まずFull English Breakfastとは1300年代に始まったとされる正真正銘のイギリス伝統料理です。時代と共に食する人々の階級や食材が変化し、現在よく見るベーコン、エッグ、ソーセージ、ベイクドビーンズ、フライドトマト、フライドマッシュルーム、トーストというようなメニュー構成は1900年代後半頃から一般的になったそう。
全てフライ(焼き)で作ることができるので、“Fly up (フライアップ)”とも呼ばれます。ボリュームたっぷりで、週末のブランチやランチ替わりに食べる人々が多いです。
最近のトレンド
典型的なメニューの他に、最近はお店によってアレンジされているものもよく見かけます。野菜のみで構成されていたり、逆に伝統的なブラックプディング(豚の血の腸詰め)が加えられていたりと様々。
また、イギリス国内の地域によって内容が違ったりもするので、自分好みのお店を探すというのも楽しいかと思います。

私はほとんどお肉が食べられないので、Full English Breakfastもベジタリアンメニューのものをチョイス。お野菜中心でもボリュームは満点で、とても美味しく頂きました。
お肉を食べる人も食べない人も楽しめるようになったFull English Breakfast。イギリスへ来たら是非食べて頂きたい料理の一つです。
街を散策する前の腹ごしらえにもピッタリ。
